韓国の後追いは危険!医療用大麻の解禁は「栽培」込みで

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以前ブログでもご紹介した、韓国の医療用大麻解禁。2019年3月12日に施行される法改正により、医療用大麻の使用が韓国で可能になるのですが・・・

この話を聞いて「なんと素晴らしい!そしてうらやましい!そしてくやしい!日本は何をやってるんだ!」という気持ちになるかもですが・・・

あえて、「ちょっと待てい」のボタンを押したい。

韓国が解禁したのは「海外で許可された大麻成分入りの医薬品」の輸入だけという点に、大きな罠があるように思えるのです。

大麻成分入りの医薬品と医療用大麻は別物

たとえるなら、韓国が解禁したのは「オレンジから抽出されたビタミン製剤の輸入」であり、「オレンジの国内栽培」ではありません。

韓国でどれだけ医療用大麻の人気が爆発したとしても、使えるのはすべて海外で作られた大麻成分入りのスプレーなどです。大麻の栽培・研究もできないし、自国産業はまっっったく潤いません(中間マージンを付けまくっていたら儲かるかもだけど)。お金はどんどん海外へ流れていきます。

大麻成分入りの医薬品として有名なのは「サティベックス」や「エピディオレックス」。製造はイギリスのGWファーマシューティカルズ社なので、今回の解禁にはウハウハでしょうね。

ちなみに、GWファーマシューティカルズ社の株は日本からでも購入可能です。私も持っていて、いい感じに上がってくれています \( ˆωˆ )/

finviz dynamic chart for  GWPH

【外部サイト】GW Pharmaceuticals plc. – Yahoo Finance

日本は絶対に栽培・研究込みの解禁にすべき

大麻は生命力の強い植物だから、栽培する土壌を選びません。LEDライトを使って室内で栽培する技術も進みまくっています。株分けをして同じ品種を増やす「クローニング」や、剪定をして収穫量を増やす「トッピング」など、栽培には日本人が得意としている技術も使われています。

自分たちで栽培・研究できるからこそ、新しい産業が生まれて「グリーンラッシュ」と呼ばれる好景気を作り出しました。海外の製品を輸入するだけではダメ!ゼッタイ!なのです。

「韓国いいなー。韓国みたいにしようよー」で、うっかり同じように「海外で許可された大麻成分入りの医薬品」の輸入だけ許可されて、「ほら、もう医療用大麻は解禁したよ?これで問題ないでしょ?」みたいなことになってしまったら・・・長い目で見ると、国を滅ぼしかねない出来事です(ФДФ;)

というわけで、韓国の後追いは危険!日本は絶対に栽培・研究込みの解禁を目指すべきです!そのためには、海外の最新トレンドニュースなどを冷静な目でチェックして、法律が変わらないうちは手を出さず、あくまで理論的に、感情に走ることなく・・・日本を変えていきたいですね!