CBDオイルは癌やてんかんに効く? メディカルグレードのCBDオイルの効果・効能について【高濃度】

広告
vapemania728*90
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

 

産業用大麻(ヘンプ)から作られた「CBDオイル」。以前は個人輸入での購入しか手段がありませんでしたが、現在は「CBDオイル輸入販売 CBD LAB」のような正規代理店が国内販売を行うようになり、通販で手軽に購入できるようになりました。

CBDオイルのメリットにはさまざまな期待が寄せられています。参考になりそうな記事をご紹介します。

※日本国内ではCBDオイルは「医薬品」ではなく、「健康食品(サプリメント)」という扱いです。特定の疾患を治癒・治療するメリットが認められたものではありません。

CBDオイル(カンナビジオール)と癌

銀座東京クリニックの「カンナビジオールはがん細胞の浸潤・転移を抑制する」という記事に、メリットが期待できるとされる用量の目安が書かれていました。

マウスの実験ではCBDの投与量は最大で5mg/kgで行われています。体重1kg当たり1~5mg程度でメリットがあるようです。マウスの代謝速度はヒトの7倍程度ですので、人間の投与量は体重1kg当たり0.2から1mg程度で良いように思われます。体重50kgで1日10~50mg程度です。

引用:銀座東京クリニック カンナビジオールはがん細胞の浸潤・転移を抑制する

CBDオイル輸入販売 CBD LAB」の製品であれば、最高濃度・最高容量のCBDオイルは4000mg入りで63,000円。1日50mgの使用なら80日、1日あたり787円程度です。

コスパに優れた高濃度のCBDオイルを探している方はこちらのエントリもどうぞ。

繰り返しになりますが、日本国内ではCBDオイルは「医薬品」ではなく、「健康食品(サプリメント)」という扱いです。特定の疾患を治癒・治療するメリットが認められたものではありません。

CBDオイル(カンナビジオール)とてんかん

CBDオイルとてんかんの関連については、発作を劇的に抑えることができたというシャーロットウェブの話があまりにも有名です。

シャーロットのおくりもの=衝撃のてんかん治療法=

アメリカでもシャーロットウェブの話は大きな驚きを持って迎えられ、医療大麻を合法的に使用することができる州へ移住する親子が増えたとも言われています。

具体的な用量について、海外のサイトで紹介されていました。

【外部サイト】Pot Compound Exerts Anticonvulsant Effects In Animal Models Of Epilepsy

ざっくり書くと、マウスを用いた実験において100mg/kgの割合でCBDを与えたところ、優位性が見られたようです。

ここで注意すべきは「100mg/kg」という部分です。もし、体重が20kgの子供なら2,000mgの投与ということになるのでしょうか。2,000mgのCBDオイルはひとつ36,000円もします。

しかし、前述した銀座東京クリニックの記事内にあったように、マウスとヒトの代謝速度の違いから、5分の1の量でもメリットが期待できるようです。それでも1回あたり400mgという大容量になってしまい、2000mgのCBDオイルを5回で使い切ってしまいます。

Netflixで視聴できるドキュメンタリー「巻き紙」では、急性リンパ性白血病の男の子に「1日 1000mg」のCBDやTHCを与えているという家族の話が登場していました。

【外部サイト】巻き紙 | Netflix (ネットフリックス)

費用が1ヶ月で2000ドル(約22万円)もかかるため、その家族は合法的に大麻を所持・栽培できるコロラドに住み、自宅で大麻草を栽培していました。CBD先進国のアメリカでさえ大変な苦労を伴うようです。

CBDオイルが癌やてんかんに効くという宣伝について

「CBDオイル」で検索をすると、さまざまな販売店やブログが見つかるようになりました。

その中には「てんかんだった娘が喜んでいます!」や「癌の父へ贈りました」というような、医薬品としての効能があるように錯誤させてしまうような口コミを掲載しているものがあります。

何度も繰り返しになりますが、日本国内ではCBDオイルは「医薬品」ではなく、「健康食品(サプリメント)」という扱いです。特定の疾患を治癒・治療するメリットが認められたものではありません。販売店やブログの口コミの真偽も判断できません(特定の販売店やブログへの批判や営業妨害を意図するものではなく、「判断できない」という客観的事実を書いています)。

2018年6月、アメリカではCBDの製剤「エピディオレックス(Epidiolex)」が、小児期のてんかん発作へのメリットを認められて、アメリカ食品医薬品局(FDA)から医薬品の承認を受けました。

【外部サイト】大麻由来のてんかん治療薬を初承認、米FDA 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

FDAによると、同薬は激しい発作を引き起こすレノックス・ガストー症候群(Lennox-Gastaut Syndrome)とドラベ症候群(Dravet Syndrome)の治療薬として承認され、2歳以上の患者が対象だという。

現在、欧州医薬品庁(EMA)もエピディオレックスの審査を行っており、治療薬として承認を推奨するかどうか来年早々にも結論が出る見通し。(c)AFP

(上記サイトより引用)

また、イギリスではてんかん発作を持つ子供の母親の行動が世論を動かし、医療大麻の解禁へとつながりました。

その一方で、「癌にメリットがある」という主張を行っていた企業にFDA(米国食品医薬品局)が警告を出しています。

CBDオイルは研究が始まったばかりの製品です。私個人としては、医薬品としての効能があるように錯誤させてしまうような口コミを掲載することは、正しく研究されてメリットが認められている治療方法から患者を遠ざけることにつながる恐れがあり、非常に危険だと思います。

私はこれまでにたくさんのCBD製品を試しています。

CBD製品のメリットでもっとも実感できているのは瞑想のような「リラックス」です(個人の感想です)。

大麻取締法によって研究さえできない現状

それでは、日本国内ではCBDオイルの研究が進んでいるのでしょうか。

残念ながら「大麻取締法」の規制があるために、EUやアメリカ、カナダ等と比べて非常に遅れているのが現実です。

日本国内ではCBDオイルの原材料となる産業用大麻(ヘンプ)を栽培することさえできません。

CBDオイル輸入販売 CBD LAB」や「Vape Mania」のような正規代理店のおかげで通販で購入しやすくなったとはいえ、医薬品として認定を受けていないために保険診療の処方箋のような扱いにはならず、誰もが気軽に試すことのできる価格とは言いがたいです。

アメリカでは、かつての「ゴールドラッシュ」を彷彿させるような「グリーン(大麻)ラッシュ」という新ビジネスのムーブメントが起きています。さまざまな大麻製品が登場し、医療用途のみではなく、QOLの向上にも使われ始めています。

少しずつでも理解が広がり、より高品質な製品を、より手軽に購入できる時代が来ることを願っています。